HOME > ニュースページ > 社会 > 詳細

周永康の元配下 四川省で死刑執行

2015年02月10日

【新唐人2015年2月10日】中共の官製メディアによると、9日、湖北省咸寧市中級裁判所は、「マフィア的な犯罪組織を率いた罪」や「殺人罪」などで死刑を言い渡されていた四川漢龍集団の元会長、劉漢とその弟など5人の死刑を執行しました。

 

大陸メディア「財新網」によると、劉漢と弟の劉維は周永康一族と密接な関係にあり、周永康の長男である周濱(しゅうひん)のビジネスパートナーでした。周濱との関係を維持するため、劉漢は代価を惜しまず周濱からプロジェクトを購入し、また様々な方法で周濱に利益を供与しました。劉氏兄弟の「黒金帝国」は、実際は周永康が掌握するマフィアと私物化された軍隊を指しているとのことです。

 

劉漢は2013年に弟とともに逮捕され、2014年2月20日に正式に起訴されました。その後、劉漢事件は中国の「マファイア組織の特大犯罪事件」として定められ、被告らは一審で死刑を言い渡されました。官製メディアは以前の報道で、この犯罪集団の後ろ盾は周永康であると暗に指摘していました。

 

このほか、メディアの報道によると、重慶市元公安局長の王立軍の妻が、この3年間で初めて王立軍との面会を許可されました。面会した2月6日は、3年前に王立軍が成都のアメリカ領事館に駆け込んだ日でした。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/09/a1176021.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

トップページへ